[Windows-コマンドプロンプト活用] コマンド一覧(NETコマンド)
ヘルプユーティリティでサポートされているコマンドは ・コマンド一覧(1) A〜Gで始まるコマンド ・コマンド一覧(2) H〜Zで始まるコマンド ヘルプユーティリティでサポートされていないコマンドは ・コマンド一覧(ヘルプリファレンス未サポート) NETコマンドは ・コマンド一覧(NETコマンド) REGコマンドは ・コマンド一覧(REGコマンド) を参照してください。
NETコマンド一覧
NET ACCOUNTS NET ACCOUNTS は、ユーザー アカウント データベースを更新し、すべての アカウントに対するパスワードとログオン要件を修正します。 パラメータなしで使うと、パスワードの現在の設定、ログオン制限、ドメイン情報が表示されます。 NET COMPUTER NET COMPUTER は、ドメイン データベースに対して、コンピュータを追加 または削除します。このコマンドは、Windows NT Server 上でのみ使えます。 NET CONFIG NET CONFIG は、Workstation サービスまたは Server サービスの構成情報を表示します。 SERVER または WORKSTATION パラメータなしで使うと、構成できるサービスの一覧を表示します。 サービスの構成についてのヘルプを表示するには、NET HELP CONFIG サービス と入力します。 NET CONFIG SERVER NET CONFIG SERVER は、Server サービスの設定を表示または変更します。 NET CONFIG WORKSTATION NET CONFIG は、Workstation サービスまたは Server サービスの構成情報を表示します。 SERVER または WORKSTATION パラメータなしで使うと、構成できるサービスの一覧を表示します。 サービスの構成についてのヘルプを表示するには、NET HELP CONFIG サービス と入力します。 NET CONTINUE NET CONTINUE は、NET PAUSE によって一時停止されている Windows のサービスを再開始します。 NET FILE NET FILE は、共有ファイルを閉じ、ファイルのロックを解除します。 パラメータなしで使うと、サーバー上の開かれているファイルの一覧を表示します。 一覧には、開かれているファイルに割り当てられている識別番号、 ファイルのパス名、ユーザー名、ファイル上のロックの数が含まれます。 NET GROUP NET GROUP は、サーバー上のグローバル グループを追加、表示、または修正します。 パラメータなしで使うと、サーバー上のグループ名を表示します。 NET HELP 指定できるコマンドは、次のとおりです。 NET HELPMSG NET HELPMSG は、Windows のネットワーク メッセージ (エラー メッセージ、警告メッセージなど) に関する情報を表示します。 NET HELPMSG の後にWindows のエラー (たとえば、NET2182) を表す 4 桁の番号を入力すると、 Windows はメッセージに関する説明と問題解決のための対処方法を表示します。 NET LOCALGROUP NET LOCALGROUP は、コンピュータ上のローカル グループを修正します。 パラメータなしで使うと、コンピュータ上のローカル グループを表示します。 NET NAME NET NAME は、コンピュータでのメッセージ宛先名 (エイリアス) を追加、または削除します。 メッセージ宛先名は、メッセージの送信先の名前です。 パラメータなしで使うと、コンピュータでメッセージを受け取る名前を表示します。 NET PAUSE NET PAUSE は、Windows のサービスまたは資源を一時停止します。サービスを一時停止すると、 そのサービスは保留状態になります。 NET PRINT NET PRINT は、印刷ジョブと共有待ち行列を表示します。待ち行列ごとに、 ジョブとそのサイズや状態、待ち行列の状態を一覧表示します。 NET SEND NET SEND は、ネットワーク上のほかのユーザー、コンピュータ、または宛先名にメッセージを送信します。 メッセージを受信するには、Messenger サービスが開始されていなければなりません。 NET SESSION NET SESSION は、コンピュータとネットワーク上のほかのコンピュータとの間のセッションを一覧表示、 または切断します。 パラメータなしで使うと、現在の対象となるコンピュータのすべてのセッションに関する情報を表示します。 NET SHARE NET SHARE は、ネットワーク ユーザーがサーバーの資源を使えるようにします。 パラメータなしで使うと、コンピュータ上で共有されているすべての資源に関する情報を一覧表示します。 資源ごとに、デバイス名またはパス名と、それに対する説明のコメントを表示します。 NET START NET START は、開始しているサービスの一覧を表示します。 NET STATISTICS NET STATISTICS は、ローカル上の Workstation サービスまたは Server サービスの統計情報ログを表示します。 パラメータなしで使うと、統計情報が利用可能なサービスを表示します。 NET STOP NET STOP は、Windows のサービスを停止します。 NET TIME NET TIME は、コンピュータの時計を別のコンピュータまたはドメインの時計に同期させます。 または、コンピュータまたはドメインの時刻を表示します。 Windows Server のドメイン上でパラメータなしで使うと、そのドメインの タイム サーバーとして指定されているコンピュータの現在の日付と時刻を表示します。 このコマンドによって コンピュータのための NTP タイム サーバーの設定が許可されます。 NET USE NET USE は、コンピュータを共有資源に接続、またはコンピュータを共有資源から切断します。 パラメータなしで使うと、コンピュータの接続を一覧表示します。 NET USER NET USER は、コンピュータ上のユーザー アカウントを作成、修正します。 パラメータなしで使うと、コンピュータのユーザー アカウントを一覧表示します。 ユーザー アカウント情報は、ユーザー アカウント データベースに格納されます。 NET VIEW NET VIEW は、コンピュータ上で共有されている資源の一覧を表示します。 パラメータなしで使うと、現在のドメインまたはネットワーク内のコンピュータの一覧を表示します。
コマンドヘルプ
■ NET ACCOUNTSコマンド
NET ACCOUNTS [/FORCELOGOFF:{分 | NO}] [/MINPWLEN:文字数] [/MAXPWAGE:{日数 | UNLIMITED}] [/MINPWAGE:日数] [/UNIQUEPW:数値] [/DOMAIN] NET ACCOUNTS で使われるパラメータが効力を持つためには、次の 2 つの 条件が満たされていなければなりません。 o パスワードとログオン要件は、ユーザー アカウントがセットアップされて いる (ユーザー マネージャまたは NET USER コマンドで行います) 場合に のみ効力を持ちます。 o ドメイン内のログオンを認証するすべてのサーバー上で、Net Logon サービス が開始されていなければなりません。Net Logon は、Windows の起動時に 自動的に開始します。 /FORCELOGOFF:{分 | NO} アカウントの有効期間が切れたり、ログオン時間が超過したときに、 ユーザーを強制的にログオフさせるまでの時間を設定します。 既定値は NO で、強制的にログオフしません。 /MINPWLEN:文字数 パスワードの最小の文字数を設定します。範囲は半角で 0 〜 14 文字で、 既定値は 6 文字です。 /MAXPWAGE:{日数 | UNLIMITED} パスワードが有効な最大の日数を設定します。UNLIMITED を使うと、無制限 になります。/MAXPWAGE は、/MINPWAGE より大きくなければなりません。 範囲は 1 〜 999 日で、既定値は 90 日です。 /MINPWAGE:日数 ユーザーがパスワードを変更できるようになるまでの最小の日数を設定 します。値が 0 であれば、最小の日数は設定されません。範囲は 0 〜 999 日で、既定値は 0 日です。/MINPWAGE は、/MAXPWAGE より 小さくなければなりません。 /UNIQUEPW:数値 ユーザーが以前に使ったパスワードを再び使えるようになるまでに パスワードを変更しなければならない回数を設定します。最大値は 24 です。 /DOMAIN 現在のドメインのドメイン コントローラ上でこの処理を実行します。この パラメータがない場合は、ローカル コンピュータ上でこの処理を実行します。
■ NET COMPUTERコマンド
NET COMPUTER \\コンピュータ名 {/ADD | /DEL} \\コンピュータ名 ドメインに対して追加または削除するコンピュータを指定します。 /ADD 指定したコンピュータをドメインに追加します。 /DEL 指定したコンピュータをドメインから削除します。
■ NET CONFIGコマンド
NET CONFIG [SERVER | WORKSTATION] SERVER Server サービスの構成に関する情報を表示します。 WORKSTATION Workstation サービスの構成に関する情報を表示します。
■ NET CONFIG SERVERコマンド
NET CONFIG SERVER [/AUTODISCONNECT:分] [/SRVCOMMENT:"テキスト"] [/HIDDEN:{YES | NO}] /AUTODISCONNECT:分 ユーザーのセッションを切断するまでにアクティブでない状態にしておく 最大の時間を設定します。-1 を指定すると、切断しません。 範囲は -1 〜 65535 分で、既定値は 15 分です。 /SRVCOMMENT:"テキスト" Windows の画面上や NET VIEW コマンドで表示されるサーバーに関する コメントを追加します。コメントは 48 文字以内です。テキストは 二重引用符で囲みます。 /HIDDEN:{YES | NO} サーバーのコンピュータ名をサーバーの一覧に表示するかどうかを指定 します。サーバーを隠しても、そのサーバー上のアクセス権は変化 しません。既定値は NO です。 Server サービスの現在の構成を表示するには、パラメータなしで NET CONFIG SERVER と入力します。
■ NET CONFIG WORKSTATIONコマンド
NET CONFIG [SERVER | WORKSTATION] SERVER Server サービスの構成に関する情報を表示します。 WORKSTATION Workstation サービスの構成に関する情報を表示します。
■ NET CONTINUEコマンド
NET CONTINUE サービス サービス 一時停止されているサービスを指定します。 指定できるのは、次のサービスのうちの 1 つです。 NET LOGON NT LM SECURITY SUPPORT PROVIDER SCHEDULE SERVER WORKSTATION
■ NET FILEコマンド
NET FILE [id [/CLOSE]] このコマンドは、Server サービスを実行するコンピュータ上でのみ使えます。 id ファイルの識別番号を指定します。 /CLOSE 開かれているファイルを閉じ、ファイルのロックを解除します。この コマンドは、ファイルが共有されているサーバーから入力します。
■ NET GROUPコマンド
NET GROUP [グループ名 [/COMMENT:"テキスト"]] [/DOMAIN] グループ名 {/ADD [/COMMENT:"テキスト"] | /DELETE} [/DOMAIN] グループ名 ユーザー名 [...] {/ADD | /DELETE} [/DOMAIN] グループ名 追加、修正、または削除するグループの名前を指定します。グループの ユーザーの一覧を表示するには、グループ名だけを入力します。 /COMMENT:"テキスト" 新しいグループまたは既存のグループに対してコメントを追加します。 コメントは 48 文字以内です。テキストは二重引用符で囲みます。 /DOMAIN 現在のドメインのドメイン コントローラ上でこの処理を実行します。 このパラメータがない場合は、ローカル コンピュータ上でこの処理を 実行します。 ユーザー名[ ...] グループに追加、またはグループから削除する 1 つ以上のユーザー名を 指定します。複数のユーザー名は、スペースで区切ります。 /ADD グループを追加、またはグループにユーザー名を追加します。 /DELETE グループを削除、またはグループからユーザー名を削除します。
■ NET HELPコマンド
NET HELP コマンド -または- NET コマンド /HELP NET ACCOUNTS NET HELP NET SHARE NET COMPUTER NET HELPMSG NET START NET CONFIG NET LOCALGROUP NET STATISTICS NET CONFIG SERVER NET NAME NET STOP NET CONFIG WORKSTATION NET PAUSE NET TIME NET CONTINUE NET PRINT NET USE NET FILE NET SEND NET USER NET GROUP NET SESSION NET VIEW NET HELP SERVICES は、開始できるサービスの一覧を表示します。 NET HELP SYNTAX は、NET HELP の構文の表記規則を表示します。
■ NET HELPMSGコマンド
NET HELPMSG メッセージ番号 メッセージ番号 ヘルプを表示させるときに必要な Windows のメッセージの 4 桁の 番号です。メッセージ番号の一部として NET を入力する必要はありません。
■ NET LOCALGROUPコマンド
NET LOCALGROUP [グループ名 [/COMMENT:"テキスト"]] [/DOMAIN] グループ名 {/ADD [/COMMENT:"テキスト"] | /DELETE} [/DOMAIN] グループ名 名前 [...] {/ADD | /DELETE} [/DOMAIN] グループ名 追加、修正、または削除するローカル グループの名前を指定します。 ローカル グループのユーザーまたはグローバル グループの一覧を表示する には、グループ名だけを入力します。 /COMMENT:"テキスト" 新しいグループまたは既存のグループに対してコメントを追加します。 テキストは二重引用符で囲みます。 /DOMAIN 現在のドメインのドメイン コントローラ上でこの処理を実行します。この パラメータがない場合は、ローカル コンピュータ上でこの処理を実行します。 名前 [ ...] ローカル グループに追加、またはローカル グループから削除する 1 つ以上 のユーザー名またはグループ名を指定します。複数のユーザー名やグループ名 は、スペースで区切ります。 名前に指定できるのは、ユーザーまたはグローバル グループで、ほかの ローカル グループは指定できません。別のドメインからのユーザーの場合 には、ユーザー名の前にドメイン名を付けます (たとえば、SALES\KAORUI)。 /ADD ローカル グループに、グループ名またはユーザー名を追加します。この コマンドでローカル グループに追加されるユーザーやグローバル グループ に対しては、あらかじめアカウントが確立されていなければなりません。 /DELETE ローカル グループから、グループ名またはユーザー名を削除します。
■ NET NAMEコマンド
NET NAME [名前 [/ADD | /DELETE]] コンピュータの名前の一覧は、次の 3 つから成り立ちます。 o メッセージ宛先名。NET NAME で追加します。 o コンピュータ名。Workstation サービスの開始時に追加されます。この名前 は、削除できません。 o ユーザー名。別のコンピュータで使われていなければ、ユーザーの ログオン時に追加されます。この名前は、削除できます。 名前 メッセージを受信する名前を指定します。名前は、半角で 15 文字以内です。 /ADD コンピュータに名前を追加します。/ADD は、付けても、付けなくても かまいません。NET NAME 名前 と入力することと、NET NAME 名前 /ADD と 入力することは同じです。 /DELETE コンピュータから名前を削除します。
■ NET PAUSEコマンド
NET PAUSE サービス サービス 一時停止するサービスを指定します。 指定できるのは、次のサービスのうちの 1 つです。 NET LOGON NT LM SECURITY SUPPORT PROVIDER SCHEDULE SERVER WORKSTATION
■ NET PRINTコマンド
NET PRINT \\コンピュータ名\共有名 [\\コンピュータ名] ジョブ番号 [/HOLD | /RELEASE | /DELETE] \\コンピュータ名 プリンタ待ち行列を共有しているコンピュータの名前を指定します。 共有名 共有プリンタ待ち行列の名前を指定します。 ジョブ番号 印刷ジョブに割り当てられている識別番号を指定します。1 つ以上のプリンタ 待ち行列を持つコンピュータは、各印刷ジョブに一意の番号を割り当てます。 /HOLD 待ち行列内のジョブの印刷を保留にします。保留にされたジョブはプリンタ 待ち行列内に残り、保留が解除されるまで、ほかのジョブが先に印刷されます。 /RELEASE ジョブの保留を解除します。 /DELETE 待ち行列からジョブを削除します。
■ NET SENDコマンド
NET SEND {名前 | * | /DOMAIN[:名前] | /USERS} メッセージ メッセージを送信できるのは、ネットワーク上でアクティブな名前に対して だけです。ユーザー名にメッセージを送信する場合、そのユーザーがメッセージ を受信するためには、ログオンして Messenger サービスが開始されていなければ なりません。 名前 メッセージを送信するユーザー名、コンピュータ名、またはメッセージ宛先名 を指定します。名前が空白文字を含むコンピュータ名の場合、エイリアスは 二重引用符 (" ") で囲みます。 * グループ内のすべての名前に対してメッセージを送信します。 /DOMAIN[:名前] ワークグループまたはドメイン内のすべての名前に対してメッセージを送信 します。名前が指定されている場合は、指定されたドメインまたはワーク グループ内のすべての名前に対してメッセージを送信します。 /USERS サーバーに接続しているすべてのユーザーに対してメッセージを送信します。 メッセージ メッセージとして送信するテキストを指定します。
■ NET SESSIONコマンド
NET SESSION [\\コンピュータ名] [/DELETE] このコマンドは、サーバー上でのみ使えます。 \\コンピュータ名 セッション情報を一覧表示するコンピュータを指定します。 /DELETE ローカル コンピュータとコンピュータ名との間のセッションを終了し、 コンピュータ上でそのセッションに対して開かれているすべてのファイルを 閉じます。コンピュータ名を省略すると、すべてのセッションを終了します。
■ NET SHAREコマンド
NET SHARE 共有名 共有名=ドライブ:パス [/USERS:数値 | /UNLIMITED] [/REMARK:"テキスト"] [/CACHE:Manual | Documents| Programs | None ] 共有名 [/USERS:数値 | /UNLIMITED] [/REMARK:"テキスト"] [/CACHE:Manual | Documents | Programs | None] {共有名 | ドライブ:パス} /DELETE 共有名 共有資源のネットワーク名を指定します。その共有に関する情報だけを表示 するには、NET SHARE 共有名 と入力します。 ドライブ:パス 共有するディレクトリの絶対パスを指定します。 /USERS:数値 共有資源に同時にアクセスできるユーザーの最大の数を設定します。 /UNLIMITED 共有資源に同時にアクセスできるユーザーの数を無制限に設定します。 /REMARK:"テキスト" 資源に関する説明のコメントを追加します。テキストは二重引用符 で囲みます。 デバイス名 共有名を使って共有されている 1 つ以上のプリンタです (LPT1: から LPT9:)。 /DELETE 資源の共有を停止します。 /CACHE:Automatic 自動再統合によってオフライン キャッシュを有効にします。 /CACHE:Manual この共有からプログラムおよびドキュメントの手動クライアント キャッシュを有 効にします。 /CACHE:Documents この共有からドキュメントの自動キャッシュを有効にします。 /CACHE:Programs この共有からドキュメントおよびプログラムの自動キャッシュを有効にします。 /CACHE:None この共有からのキャッシュを無効にします。
■ NET STARTコマンド
NET START [サービス] サービス 次のサービスのうちの 1 つが含まれている場合があります。 ALERTER BROWSER CLIENT SERVICE FOR NETWARE CLIPBOOK DHCP CLIENT EVENTLOG FILE REPLICATION MESSENGER NET LOGON NT LM SECURITY SUPPORT PROVIDER PLUG AND PLAY REMOTE ACCESS CONNECTION MANAGER ROUTING AND REMOTE ACCESS RPCLOCATOR RPCSS SCHEDULE SERVER SPOOLER TCP/IP NETBIOS HELPER SERVICE UPS WORKSTATION 2 単語以上から構成されるサービス名は、コマンド プロンプトから入力する際に二 重引用符 (") で囲まなければなりません。たとえば、NET START "NET LOGON" と入 力すると、Net Logon サービスが開始されます。 NET START は、Windows によって提供されていないサービスも開始できます。
■ NET STATISTICSコマンド
NET STATISTICS [WORKSTATION | SERVER] SERVER Server サービスの統計情報を表示します。 WORKSTATION Workstation サービスの統計情報を表示します。
■ NET STOPコマンド
NET STOP サービス サービスを停止すると、そのサービスが使っているすべてのネットワーク接続が 取り消されます。また、サービスの中にはほかのサービスに従属しているものが あるため、あるサービスを停止すると、ほかのサービスも停止することがあり ます。 停止できないサービスもあります。 サービス 次のサービスの 1 つである場合があります。 ALERTER BROWSER CLIENT SERVICE FOR NETWARE CLIPBOOK DHCP CLIENT FILE REPLICATION MESSENGER NET LOGON NT LM SECURITY SUPPORT PROVIDER REMOTE ACCESS CONNECTION MANAGER ROUTING AND REMOTE ACCESS RPCLOCATOR SCHEDULE SERVER SPOOLER TCP/IP NETBIOS HELPER SERVICE UPS WORKSTATION NET STOP は、Windows によって提供されていないサービスも停止できます。
■ NET TIMEコマンド
NET TIME [\\コンピュータ名 | /DOMAIN[:ドメイン名] | /RTSDOMAIN[:ドメイン名]] [/SET] [\\コンピュータ名] /QUERYSNTP [\\コンピュータ名] /SETSNTP[:NTP サーバーの一覧] \\コンピュータ名 同期させる、または時刻を確認するコンピュータの名前を指定します。 /DOMAIN[:ドメイン名] ドメイン名のプライマリ ドメイン コントローラの時刻と同期するように指定します。 /RTSDOMAIN[:ドメイン名] ドメイン名から信頼できるタイム サーバーと同期するように指定します。 /SET コンピュータの時刻を、指定したコンピュータまたはドメインの時刻に同期 させます。 /QUERYSNTP このコンピュータのために構成された NTP サーバーを表示します。 /SETSNTP[:NTP サーバーの一覧] このコンピュータによって使われる NTP タイム サーバーを設定します。 これは、スペースで区切られた IP アドレスまたは DNS 名の一覧です。 複数のタイム サーバーが一覧にある場合は、一覧を引用符で囲んでください。
■ NET USEコマンド
NET USE [デバイス名 | *] [\\コンピュータ名\共有名[\ボリューム] [パスワード | *]] [/USER:[ドメイン名\]ユーザー名] [/USER:[ドット形式のドメイン名\]ユーザー名] [/USER:[ユーザー名@ドット形式のドメイン名] [/SMARTCARD] [/SAVECRED] [[/DELETE] | [/PERSISTENT:{YES | NO}]] NET USE [デバイス名 | *] [パスワード | *]][/HOME] NET USE [/PERSISTENT:{YES | NO}] デバイス名 資源に接続するために割り当てる名前、または切断するデバイスを指定します。 デバイス名には、ディスク ドライブ (D: 〜 Z:) とプリンタ (LPT1: 〜 LPT3:) の 2 種類があります。次に利用可能なデバイス名を割り当てるには、 特定のデバイス名の代わりにアスタリスク (*) を入力します。 \\コンピュータ名 共有資源を制御するコンピュータの名前を指定します。コンピュータ名が空白 文字を含む場合は、2 つの円記号 (\\) とコンピュータ名を二重引用符 (") で囲みます。コンピュータ名は、半角で 1 〜 15 文字です。 \共有名 共有資源のネットワーク名を指定します。 \ボリューム サーバー上の NetWare ボリュームを指定します。NetWare サーバーに接続 するには、Client Service for NetWare (Windows Workstation 上で) または Gateway Service for NetWare (Windows Server 上で) が インストールされていて、実行中でなければなりません。 パスワード 共有資源にアクセスするために必要なパスワードを指定します。 * パスワードの入力を求めるプロンプトを表示します。パスワードは、 プロンプトに対する入力時には表示されません。 /USER 接続時に使われる別のユーザー名を指定します。 ドメイン名 別のドメインを指定します。ドメイン名を省略すると、現在ログオンしている ドメインが使われます。 ユーザー名 ログオン時に使われるユーザー名を指定します。 /SMARTCARD その接続にスマート カードで資格情報を使用することを指定します。 /SAVECRED ユーザー名とパスワードを保存することを指定します。 このスイッチは、コマンドでユーザー名とパスワードが要求されなければ 無視されます。このオプションは Windows XP Home Edition では有効では ありません。無視されます。 /HOME ユーザーをそのホーム ディレクトリに接続します。 /DELETE ネットワーク接続を取り消し、その接続を次回ログオン時に再接続しない ようにします。 /PERSISTENT 次回ログオン時のネットワーク再接続を制御します。 既定では、前回指定した設定が使われます。 YES 現在の接続を保存し、次回ログオン時に復元します。 NO 現在またはそれ以後の接続を保存しません。既存の接続は、次回ログオン時 に復元されます。次回ログオン時の再接続をやめるには、/DELETE を使い ます。
■ NET USERコマンド
NET USER [ユーザー名 [パスワード | *] [オプション]] [/DOMAIN] ユーザー名 {パスワード | *} /ADD [オプション] [/DOMAIN] ユーザー名 [/DELETE] [/DOMAIN] このコマンドは、サーバー上でのみ使えます。 ユーザー名 追加、削除、修正、または表示するユーザー アカウントの名前を指定します。 ユーザー アカウントの名前は、半角で 20 文字以内です。 パスワード そのユーザーの アカウントに割り当てる、または変更するパスワードを 指定します。パスワードは、NET ACCOUNTS コマンドの /MINPWLEN パラメータ で設定された最小の文字数を満たしていなければなりません。パスワードは、 半角で 14 文字以内です。 * パスワードの入力を求めるプロンプトを表示します。パスワードは、 プロンプトに対する入力時には表示されません。 /DOMAIN 現在のドメインのドメイン コントローラ上でこの処理を実行します。この パラメータがない場合は、ローカル コンピュータ上でこの処理を実行します。 /ADD ユーザー アカウント データベースにユーザー アカウントを追加します。 /DELETE ユーザー アカウント データベースからユーザー アカウントを削除します。 オプション 次のとおりです。 オプション 説明 ------------------ ------------------------------------------ /ACTIVE:{YES | NO} アカウントを有効または無効にします。 アカウントが有効でないと、ユーザーは サーバーにアクセスできません。既定値は YES です。 /COMMENT:"テキスト" そのユーザーのアカウントに関する説明の コメントを指定します (48 文字以内)。 テキストは二重引用符で囲みます。 /COUNTRYCODE:nnn ヘルプやエラー メッセージを表示する際の言語 ファイルに適用されるオペレーティング システム のカントリ コードを指定します。0 は、 既定のカントリ コードを表します。 /EXPIRES:{日付 | NEVER} アカウントの有効期間の日付を指定します。 NEVER は、アカウントに有効期間を設定しません。 日付の形式はそのシステムの日付の形式の設定に より異なりますが、既定は yy/mm/dd です。 年は 2 桁または 4 桁です。日付はカンマまたは スラッシュ (/) で区切り、スペースは入れられ ません。 /FULLNAME:"名前" ユーザーのフル ネームを指定します (ユーザー名 ではありません)。名前は二重引用符で囲みます。 /HOMEDIR:パス名 ユーザーのホーム ディレクトリのパスを指定 します。指定するパスは、存在していなければ なりません。 /PASSWORDCHG:{YES | NO} ユーザーが自分のパスワードを変更できるか どうかを指定します。既定値は YES です。 /PASSWORDREQ:{YES | NO} ユーザー アカウントにパスワードがなければ ならないかどうかを指定します。既定値は YES です。 /PROFILEPATH[:パス] ユーザーのログオン プロファイルのパスを 指定します。 /SCRIPTPATH:パス名 ユーザーのログオン スクリプトの場所を指定 します。 /TIMES:{時間 | ALL} ログオン時間を指定します。時間は、 曜日[-曜日][,曜日[-曜日]],時刻[-時刻][,時刻 [-時刻]] で表し、時刻は 1 時間刻みです。 曜日は、英単語または短縮形です。時刻は、 12 時間制または 24 時間制です。12 時間制 では、am、pm、a.m.、p.m. を使います。 ALL は、ユーザーがいつでもログオンできること を意味し、空白は、ユーザーがまったくログオン できないことを意味します。曜日と時刻は、 カンマで区切ります。曜日と時刻の組を複数指定 する場合は、セミコロンで区切ります。 /USERCOMMENT:"テキスト" 管理者がアカウントに対するユーザーの コメントを追加または変更できるようにします。 /WORKSTATIONS:{コンピュータ名[,...] | *} ユーザーがネットワークにログオンするときに 使えるコンピュータを 8 台以内で指定します。 /WORKSTATIONS に何も指定しないか、または * を指定すると、ユーザーはどのコンピュータ からでもログオンできます。
■ NET VIEWコマンド
NET VIEW [\\コンピュータ名 [/CACHE] | /DOMAIN[:ドメイン名]] NET VIEW /NETWORK:NW [\\コンピュータ名] \\コンピュータ名 共有資源を表示させるコンピュータを指定します。 /DOMAIN:ドメイン名 コンピュータを表示させるドメインを指定します。ドメイン名を省略すると、 ローカル エリア ネットワークのすべてのドメインを表示します。 /NETWORK:NW NetWare ネットワーク上で利用可能なサーバーをすべて表示します。 コンピュータ名を指定すると、NetWare ネットワークの指定したコンピュータ 上で利用可能な資源を表示します。 /CACHE 指定したコンピュータ上のリソースのオフライン クライアント キャッシュ 設定を表示します。
「コマンドプロンプト」に関する「本」の商品を自動的に表示しています。
キーワードに関連していない商品は、Amazonがオススメする商品です。気になる物があればどうぞ。
キーワードに関連していない商品は、Amazonがオススメする商品です。気になる物があればどうぞ。
作成日:2008年07月07日(Mon) / 更新日:2008年07月14日(Mon)